介護職員初任者研修 ホームヘルパー2級

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の違い

介護職員初任者研修は

 

2013年3月末のホームヘルパー2級の廃止に伴って新たに設けられた資格になります。介護職員初任者研修もホームヘルパー2級同様、介護職に就く人が初めて手にする資格ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

 

大きな相違点(実習から実技へ) 

ホームヘルパー2級は、在宅介護を主にした内容の講義が行われ、介護実習が組み込まれていました。介護施設実習2日(16時間)、デイサービス実習1日(6時間)、訪問介護実習1日(8時間)が義務付けられていました。

 

しかし、実習は有意義なのですが受け入れ施設の状況や受講者によって、知識や技術の取得に差が出てしまうことが問題になっていました。

 

介護職員初任者研修では

 

在宅・施設の双方を主体にして、4日間の実習を廃止し受講者が平等に実技習得出来るように、その時間を実技スクーリングに加算することになったのです。講義時間も58時間から40時間に削減して、差の18時間も実技に追加されました。

 

最も変わった点は

 

全課程を終了すれば資格取得出来たホームヘルパー2級と異なり、修了試験が設けられたことです。決して難しい試験ではありませんが、試験に合格しなければ修了証が交付され無いために、受講生の心構えも変わっていきます。

 

実技スクーリングの充実

 

通信制、通学制に関わらず実技スクーリングは、教室で直接講師の指導を受ける必要があります。

 

ホームヘルパー2級

 

実技スクーリング42時間+実習30時間=72時間

 

介護職員初任者研修

 

実技スクーリング90時間のみ

 

実技スクーリングの充実によって、実際の現場で必要となる知識と技術を何度でも繰り返して経験することが可能になりました。施設実習での偏りを無くし、資格取得後に介護現場へスムーズに入っていけるようになりました。

 

新たに設けられた修了試験

 

講座の全日程を修了すれば交付された資格が、介護職員初任者研修では講義終了後の修了試験に合格しなければ修了証が交付されない資格になりました。

 

各スクール共にその合格率は公開していませんが、ほぼ全員が合格できるようにバックアップ体制が取られています。試験が設けられたことによって、以前よりも難易度が上がったと言えるでしょう。

 

複雑な資格取得の流れを整理

 

介護業界で最初に取得する資格がホームヘルパー2級でした。その後のスキルアップ、ステップアップに取得する資格や様々な研修が多くあり、実務経験を積みながらも分かり難い為に、目指す方向性に迷いが生じていました。

 

介護職員初任者研修になったことで、
「介護職員初任者研修」⇒「実務者研修」⇒「介護福祉士」⇒「ケアマネージャー」と分かりやすい流れになりました。

 

実務経験3年で国家試験「介護福祉士」にチャレンジできるのです。

ホームヘルパー2級の廃止によって、介護職を仕事としてスキルアップしていく方向性が見えるようになったことは大変有意義だと言えるでしょう。

 

 

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